SEO

#11

2018.3.14 更新

web担当初心者必見!②最低限知っておくべきSEO基本用語30選

 

 

SEO(Search Engine Optimization)

 

SEOとは、検索エンジン最適化と訳されます。検索エンジン、検索サイトでユーザーから検索された時に、表示順位で上位になるための対策をすることです。

過去にアップした記事に詳細説明がありますので参照してみてください。

 

「SEO」とは?大事なSEO対策の基礎

 

コンテンツマーケティング

 

WEBメディアを使ったマーケティングの一つで、集客したいホームページなどのWEBサイト上に、顧客となる読者にとって価値のあるコンテンツ(記事や動画、ホワイトペーパーなど)を投稿し情報を提供することで、顧客をナーチャリング(育成)して成果(コンバージョン)を目指します。

 

以前掲載した「コンテンツマーケティングとは?」に詳細がありますので、そちらも参照してみてください。

【図解】コンテンツマーケティングとは?基礎知識と成功させる実践プロセス

 

オウンドメディア(owned media)

 

ホームページ内に設置したブログや、独立したブログ単体のWEBサイト、いわゆるウェブマガジンなどを指します。主にコンテンツマーケティングを行う際に用いられるメディアの一つです。
オウンドメディアを活用することで検索エンジンからの検索数をアップさせ、検索順位の上昇と流入強化を行ないます。そうすることでブランドイメージの周知、売り上げ拡大、集客力アップに繋げることができます。

 

被リンク(ひりんく)

 

自社のサイトURLが他社のサイトに設置されることです。
検索エンジンにおいて、たくさんのサイトにURLが設置されていることが良いサイトであると判断されます。設置とは他社webサイトに自社のサイトが紹介される、他社サイトの引用サイト・参照サイトとして明記される等があります。
被リンクはGoogleが検索順位の評価基準として重要視しています。検索エンジンではそのサイトに対して良し悪しを人間のように判断できないため、サイトを作成・更新する人たちが多く設置しているリンクは良いサイトであると判断できるのです。
ただし、意図的に複数のサイトをつくり、意味もなくリンクを設置したりするとブラックハット(詳細は下部「ブラックハット」参照)とみなされ、検索エンジンからの評価が下がったり、最悪はペナルティを与えられることもあるため注意が必要です。

 

同義語:inboud links(インバウンドリンクス)

 

外部対策(がいぶたいさく)

 

主にSNSでのシェアされる数を増やしたり、googleのページランクが高いと思われる外部サイトから「被リンク(自社のホームページへのリンク)」をしてもらうなど、自社ホームページの外部でSEO対策を行うことをSEOの外部対策と呼びます。
ただし、これらが有効なのは他のWEBサイトから良質なホームページや記事としてシェアやリンクを貼ってもらう場合に限ります。
過去にアップした記事に詳細説明がありますので参照してみてください。

 

WEB担当初心者必見!最低限知っておくべきSEO用語5選

 

内部対策(ないぶたいさく)

 

ホームページなどのWEBサイト内部の論理的構造化を行うことです。
言い方をかえると、正しい文書構造でHTMLなどのソースを書いてWEBサイトを作るということになります。
こちらも過去の記事に詳細が出ていますので参照してみてください。

 

WEB担当初心者必見!最低限知っておくべきSEO用語5選

 

オーガニック検索(Organic Search)

 

検索エンジン上でユーザーにより表示された検索結果のうち、広告として上部に表示されたもの(リスティング広告)を除いた検索結果のことを指します。
検索順位に評価されるのはこのオーガニック検索で表示されるURLになるため、SEO対策はオーガニック検索において検索順位を高める対策になります。

 

同義語:自然検索(しぜんけんさく)

 

クロール(Crawl)

 

検索エンジン内のプログラムがインターネット上のサイトを1つ1つ巡回しサイトの情報を収集することを言います。
クローラーがサイト内の情報を収集することで検索エンジンの検索結果に表示されるようになり、検索エンジンユーザーへ情報を発信することができるようになります。

 

クローラー(Crawler)

 

インターネットに繋がっているwebサイト、画像や動画などの情報を収集し、検索データベースに保管するプログラムのことを言います。
先の『クロール』でも紹介しましたが、クローラーがサイトに入り情報を収集することで検索エンジンに情報が掲示されます。クローラーはサイトに貼られたリンクを辿ってやってくるため被リンクが貼られていないサイトにはクローラーは来れません。そのため、自社サイトのサイトマップファイルを検索エンジンに送信することで優先的に巡回してもらえるようにすることが可能となります。

 

同義語:検索ロボット、サーチボット

 

インデックス(Index)

 

日常でのインデックスの意味は「索引」「見出し」といった意味で使用されることが多いと思います。SEOでのインデックスの意味は、クローラーによって集められたwebページの情報を検索エンジンのデータベースとして整理整頓・格納することを表します。
理論上、検索結果の上位に表示されるサイトの多くはこのインデックスが多く格納されていると考えられます。

 

 

Googleアルゴリズム(ぐーぐるあるごりずむ)

 

検索結果一覧の掲載順を決めるプログラムをアルゴリズムといいます。
Googleではインターネット上に存在するすべてのサイトを正しく評価し掲載するために特別なプログラムを使用しています。そのプログラムをGoogleアルゴリズムと言います。
アルゴリズムが更新(アップデート)されることで検索順位にも影響が出ることを認識しておく必要があるでしょう。

 

Googleペナルティ(ぐーぐるぺなるてぃ)

 

SEOにおけるペナルティとは検索結果の上位に自社サイトが表示されないような処置、もしくは検索順位を下位に移動させられるといった処置を指します。
Googleの定めるガイドラインに違反する内容が記載されているwebが対象となり検索結果順位が下落することをGoogleペナルティと言います。
ペナルティの原因としては、オリジナリティの無いサイト(他サイトからの引用が多い、自動で作成されたコンテンツ等)、不自然にリンクが付けられたサイトはペナルティの対象になるようです。

 

ブラックハット(ぶらっくはっと)

 

検索結果一覧の掲載順はアルゴリズムによって決定されていますが、そのアルゴリズムを逆手に取る、または規則の穴をついて不正に検索順位を上昇させることをブラックハットと言います。
検索エンジンの精度が低かった時代は、有料でリンクを売買し被リンクを増やすことで検索順位を上げる、ブログ・パーツにリンクを忍び込ませ(利用者には気づかれないように)利用者がそのブログ等をサイトに貼り付けることで被リンクを増やすといった手法が横行しました。現在は検索エンジンの精度が上がったとともに、ガイドラインで明確に禁止されています。

 

ホワイトハット(ほわいとはっと)

 

ブラックハットとは逆に検索エンジンのルールに従い、ホームページ等をインターネットで多く検索してもらえるように最適化し、検索上位に表示させることを言います。
ユーザーに対して有効的な情報の発信、課題解決に貢献するコンテンツの公開、それにより自然的に被リンクを増やし検索上位に位置づけされる手法を指します。

 

ペンギンアップデート(ぺんぎんあっぷでーと)

 

webページの表示する順番を決定するGoogleのアルゴリズムの1つ。なかでもスパム行為やwebマスター向けガイドラインに対して著しく違反しているサイトを判別し表示順位を低下させます。
具体的には、他サイトのコンテンツをかき集めて加工しただけの質が低いサイト、SEOを意識しただけの中身がないサイト等が対象になるようです。

 

パンダアップデート(ぱんだあっぷでーと)

 

ペンギンアップデートと同じくGoogleのアルゴリズムの1つ。
ユーザーに対して価値を与えない低品質な(コンテンツだけを膨大に保有している)コンテンツが検索上位に表示されにくくするためのものです。
対象としては、独自性や専門性が低いもの、内容が乏しく薄っぺらい、外部サイトからリンクを得られていない、他サイトと内容が重複している等が挙げられます。

 

検索クエリ

 

ユーザーが何かを検索する際には検索エンジンに調べたいキーワードを入力します。その入力した単語やフレーズのことを「検索クエリ」と言います。
クエリとは「質問」という意味があり、データベースに対して要求を出すといった意味も要しています。
ここで重要なのは「ユーザーが」という点です。広告主や運営者が設定した単語やフレーズは“検索キーワード”であるということをおさえておきましょう。

 

ビッグ キーワード

 

検索エンジンで検索回数が多いキーワードのことです。
誰でも思いつくようなキーワードは、検索回数が多い分、SEO対策としても影響力を与える可能性がある一方、多くの他サイトでも使用されているため検索順位が上がりづらい性質も持っています。

 

スモール キーワード

 

検索回数が少なく、単語を組み合わせた複合ワードやメジャーではないキーワードのことです。
検索回数が少なく検索順位に与える影響は少ないと考えられますが、競合が少なく、具体的かつ明確な目的をもったユーザーからのニーズを拾うことが可能です。

 

ミドル キーワード

 

検索回数がビッグキーワードとスモールキーワードの中間に位置するキーワードがミドルキーワードに該当します。
検索数、競合数ともにある程度のボリュームを有しており、中小サイトでも検索上位に表示されやすい人気のキーワード群です。

 

ロングテールワード

 

複数の様々な単語を組み合わせた複合キーワードをロングテールキーワード、もしくはニッチキーワードと言います。
1単語のキーワードで多く検索されるビッグキーワードを軸にし、3~4単語を組み合わせて使用されることが多いようです。
検索ボリュームが少ない一方、ビッグキーワードよりも目的が絞られているためコンバージョンに繋がりやすい傾向があります。
例:「PETボトル コーヒー 電子レンジOK」といった複数語になります。

 

Google ウェブマスター ツール( Google Search Console)

 

サーチコンソールの旧名称。Googleが提供するwebマスターやフロントエンドデザイナー、および事業者向けの高機能な公式管理ツールを指します。
サーチコンソールの利用にはGoogleアカウントでログインし、自身が管理しているサイトの登録が必要になります。

 

ページランク(PageRank)

 

すべてのwebサイトを0~10までの11段階で評価したものを表しています。
数字が高いほど検索エンジンからの評価が高いとされていますが、ページランクとは「どれだけのリンクが集まっているか」を判断する指標であるため、ページランクが高いからといって検索順位が上位に位置するとは限りません。
現在はGoogleがページランクを非公開にしたため、確認することができません。

 

nofollow属性(のーふぉろーぞくせい)

 

個々のリンクに対してnofollow属性をつけることで検索エンジンのクローラーがそのサイトを辿らないように設定することを指します。
nofollow属性は信頼できないサイトへのリンクや順位操作目的のリンクにページランクを受け渡さない目的に作られました。

 

アンカーテキスト

 

簡単に言えばwebサイト等にリンクされているテキストのこと、リンクテキストと言われることもあります。
アンカーテキストはサイト全体の使いやすさを向上させる効果があります。アンカーテキストが適切だと、ユーザーはリンク先の内容を推測して自分にとって有益な情報があるページを選んでアクセスすることができます。

 

オーソリティ(Authority)

 

直訳すると「権威」という意味になりますが、SEOにおいては「その業界/カテゴリーでは検索されることが多いwebサイト、もしくは常に検索上位に表示されるサイト」という意味合いになります。
オーソリティとなるにはその業界から常に注目され、多くのリンクを得られるサイトでなければなりません。そのためには最新の情報配信、豊富な専門的かつ独自性のあるコンテンツを発信し続けることが必要となります。

 

サテライトサイト

 

サテライトサイトについては2つの認識があります。
1つは、本サイトに被リンクを増やすために作られたサイトのことを指す場合もあります。これはサテライトサイトがGoogleアルゴリズムによってスパムとして判断される場合があります。
しかし、もう一つの認識は、本サイトとは別ドメインを取得しSEO対策やターゲット層の拡大を目的として立ち上げたサイトとしての意味合いです。
判断基準は難しいところではありますが、サテライトサイトが本サイトと同じくらいに良質な情報とコンテンツの提供を行っていればスパムと判断されることは少ないと思われます。

 

meta keyword(めた きーわーど)

 

メタキーワードは検索エンジンに対して、ページ毎に重要なキーワードを伝えることができるタグでした。昔はGoogleがこのキーワードでクローラーが検出していましたが、2005年以降はGoogleがメタキーワードは検索順位を決める要素として参照しないことを発表したため、SEOには効果が見られないものと認識されています。

 

CTR(Click Through Rate)

 

日本語ではクリック率もしくはクリックスルー率と呼ばれます。
インターネット広告や自然検索で使われる指標です。
検索エンジンで一覧に表示された数に対してクリックされた回数の割合を示し、下記の数式で計算されます。
CTR(クリック率)%=クリック数÷表示回数×100

 

CVR(Conversion Rate)

 

自社ホームページへ訪問したユーザーがコンバージョンに至った割合をCVR(コンバージョン率)と言います。
数値の算出例としては、サイトの訪問者が1,000件、対象商品のクリック数を100、
商品の購入に至った件数を40とした場合、

対象商品クリック数のCVR(%)=100÷1000×100=10%
商品購入となった数のCVR(%)=40÷1000×100=4%

母数とコンバージョンの内容によって数値が変化するため、自社に最適なコンバージョンを定義することが求められます。

 

 

いかがでしたか?

基本的な用語だと思いますが、業界内・社内での会話には必ずと言って良いほど

出てくる用語ばかりですので重点的におさえておきましょう。

 

 

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