WEB担当初心者必見!最低限知っておくべきSEO用語5選
企業のWEB担当者にとってSEO対策や運用の基本を押さえておくことはとても重要です。
今回はSEOやWEBサイトの運用をする上でよく使われる「SEO」「外部対策」「内部対策」「被リンク」「Googleアドワーズ広告」について解説していきます。
Contents
【WEB担当者が知っておくべき用語とは?】
SEO対策やWEB運用にまつわる用語は多々あります。
専門用語が多いため詳しくない人には難しいと感じる部分もあるかと思いますが、まずは必要な用語の意味を押さえることでインターネットビジネス自体の構造を理解することから始めましょう。
1、「SEO対策」
「SEO(Search Engine Optimization)」とは、検索エンジン最適化を指し、Googleやyahoo!などの検索エンジンでユーザーが検索した際に表示される検索結果一覧の順位で上位になるための対策をすることです。
この「SEO」検索エンジン最適化こそが、ホームページを良質なWEBサイトへと育て、手間はかかりますが費用をかけずに高い集客効果を期待できるため注目を集めているのです。
企業のWEB担当者やインターネットビジネスに興味のある人は、まず知っておくべき用語の一つと言えるでしょう。
(SEOについて詳しくは「『SEO』とは?大事なSEOの基礎」をご覧ください)
2、企業のWEB担当者なら押さえておくべき「外部対策」「内部対策」「被リンク」
SEO対策を行う上で覚えておきたい重要な用語として、SEOの「外部対策」と「内部対策」があります。
「外部対策」は、主にSNSでのシェアされる数を増やしたり、googleのページランクが高いと思われる外部サイトから「被リンク(自社のホームページへのリンク)」をしてもらうことです。
ただし、これらが有効なのは他のWEBサイトから良質なホームページや記事としてシェアやリンクを貼ってもらう場合に限ります。
被リンクを有償提供する有料リンクや有料シェアもありますが、このような方法はブラックハットと言って検索エンジンのガイドラインに反しているため、ペナルティを課される危険性がありますので絶対にやるべきではありません。
あくまでも「良いコンテンツ(記事やホワイトペーパー等)」を提供してそれがユーザーに認められ、リンクを貼ってもらえるようにすることが重要です。
※「被リンク」とは、自社のホームページのURLを別のホームページに設置した状態、すなわち他のWEBサイトからリンクが貼られている状態です。
「いろいろなWEBサイトで紹介されているからこのサイトは評価の高いサイトである」という判断を検索エンジンが行いますので、被リンクが多い分、高く評価されることになります。
しかしながら、何でもリンクを貼ってもらえばよいというものではなく、悪質なリンクは淘汰されてそのWEBサイト自体の評価も下がりますので注意が必要です。
一方、「内部対策」とは、ホームページなどのWEBサイト内部の論理的構造化を行うことです。
言い方をかえると、正しい文書構造でHTMLなどのソースを書いてWEBサイトを作るということになります。
もう少しわかりやすく説明すると、WEBサイトを構成するものはHTMLやCSSなどのプログラム言語と呼ばれる文章からできています。
文章である以上「正しい書き方」というものが存在します。
たとえ表面的にキレイに作ってあったとしても内部の文章が正しく書かれておらず、混沌とした状態であった場合、「正しい文書構造で書かれていない」ということになります。
これの何が問題かというと、検索エンジンというのはクローラーと呼ばれるWEB上のファイル(HTML、CSS、Javascript、画像などの各種データ)を収集するプログラムが常に走っていて、そこで収集されたファイルをインデックス化(検索エンジンのデータベースに格納すること)し、WEBサイト内部を解析してどのようなWEBサイトなのかや重要度を判断します。
つまり、クローラーが解析する際に文書構造がめちゃくちゃだった場合や、必要な情報(例えば画像の説明をするaltタグなど)が無かった場合、検索エンジンに正しく認識してもらえず、有益なWEBサイトではないと判断される可能性が高まるということです。
それは、検索結果で上位表示されないことを意味します。
例えば上司にメールする際、本文の段落の位置が上下が逆さまになっていたり、本文の後にタイトルがあったりしたら、まともに読めないため上司に怒られると思います。
それと同じように検索エンジンが正しく読み取れるようなサイト構成や文書構造にすることがSEO「内部対策」の重要な一つの施策なのです。
3、WEB担当者が押さえておきたい広告「Googleアドワーズ広告(Google AdWords)」とは?
Googleによるクリック課金型アド広告が「Googleアドワーズ広告」です。
この広告を利用することで、Googleの検索結果および提携しているWEBサイトやブログに広告を掲示できます。
これは、表示されただけではお金を払う必要はなく、広告がユーザーにクリックされた回数の料金をGoogleに対して支払うという画期的な料金形態になっています。
そのため、興味のあるユーザーがクリックするわけですから、無駄なコストを払わずに広告出稿できるのでPPC広告(Pay Per Click)の一つとして利用する企業が多くなっています。
(PPC広告について詳しくは「【図解】SEMとは?ごっちゃになりがちな「SEO」との違いを比較」をご覧ください)
他にもGoogleアドワーズには、WEB担当者が知っておくと役立つメリットがたくさんあります。
まず、クリック課金制なので低予算で出稿できることです。
毎月や毎日の上限を決めて広告を出稿することもでき、広告費の遣い過ぎも防げます。
次に、Googleでの検索内容(キーワード)や提携サイトの内容を選んで広告出稿できますのでターゲットユーザーを選ぶこともできます。
そして、検索する地域や時間帯を決めて広告出稿ができますので、ターゲットユーザーにダイレクトなアプローチができ、広告の内容も常時変更ができる上に、有名なサイトへも出稿も可能です。
また、指定したキーワードの検索数を調べることができるなど、様々な利用用途があるのも一つの特徴となります。
いかがでしたか?
「SEO」「外部対策」「内部対策」「被リンク」「Googleアドワーズ広告」はどれも基礎中の基礎となる用語ですので、WEB担当者としてインターネットビジネスに関わる上では必ずと言っていいほど必要となる知識になります。
WEBは専門用語が多い業界ですのでこれらの用語・単語を少しずつでも押さえていくようにしましょう。
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