【Google】アルゴリズム改善。悪意ある「フェイクニュース(偽ニュース)」など問題のあるページの評価基準を改定するなどの対策を実施

【Google ウェブマスター向け公式ブログ】でアルゴリズム改善を発表。

Googleはウェブマスター向け公式ブログで、「検索における最新の品質向上について」として、Googleが目指す「利用可能な最も信頼できるソースにもとづく、関連性の高い情報にユーザーがアクセスできるようにする」ことを前提に、低品質のコンテンツのランキングを下げる調整や、検索ランキングの検索品質評価者ガイドラインの改定、オートコンプリート機能に対するフィードバック機能を追加したと発表しました。
これまで、明らかに誤解を招く内容や、低品質かつ攻撃的なコンテンツ等によって悪意のある情報を広める「フェイクニュース(偽ニュース)」など、検索エンジンへのブラックハットの実施が有効に働いていました。
今回、このような悪意あるコンテンツへの対策が講じられたことになります。
検索ランキングでは、評価方法の改善及びアルゴリズムのアップデートを実施。
Googleでは、検索結果の品質を評価する人、つまり「評価者」がおり、検索結果における質を評価しています。
新しい「検索品質評価者ガイドライン」では、これら悪意のあるコンテンツに対する評価方法を具体的に示すように改定し、「フェイクニュース(偽ニュース)」などに対応できるようにしました。
ランキングの変更では、これまでは「コンテンツの新しさ」や、「検索されているクエリがページ内に現れる回数」等で判定し、ランキングに反映していましたが、より信頼性の高いページを上位表示し、低品質なコンテンツはランキングを下げるよう調整されました。
オートコンプリート機能の改善。
オートコンプリートは検索窓に文字を入力した際に自動で関連するであろうと思われるキーワードを一覧で表示する機能ですが、これまでは不正確なものや不快な内容を含むキーワードも表示されていました。
今回の機能追加では、オートコンプリートで表示されたキーワードに対してユーザーがフィードバックを返せる仕組みを導入し、今後のアルゴリズム改善に活かすとしています。
インターネットにおいて、金銭目的で「フェイクニュース(偽ニュース)」などを掲載するような人がいる限り、すべてのコンテンツで「情報の正確性」を実現することは現段階では難しいことのように思います。
今、私たちにできることは内容をよく読み「正しい情報かどうかを判断する」ことなのかもしれませんね。

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